前回、いいところで失礼しましたが、早速その続きを始めたいと思います。
もちろん、本題はソーセージの作り方、さあ、スタッファーという奇妙な道具を使う
とどうなるのか、というと・・・
このように、後ろからミンチ肉を前に押し出して、羊腸の中に詰め込んでいきます。
(身近な道具では、コーキングガンのような原理になっています)
ちなみにこの作業、結構難しいです。
基本的には、ソーセージの太さを一様にしていくことが肝心なのですが、
ミンチ肉を前に押し出せば、自動的に羊腸が伸びていく訳ではなく、羊腸を
引っ張り出しながら、詰めるミンチ肉の量を調整しなくてはなりません。
このとき、詰める量が少ないと空気が入ってしまい、多すぎると破裂
してしまいます。
それと、失敗したときのフォローが大変です。
羊腸がスタッファーの先端からとれてしまうことがあります。このとき、もう一度
スタッファーの先端に羊腸をとりつけるのですが、ものすごく薄い上にぬるぬるして
いて、針の穴に糸を通すよりも数段難しそうに思えます。
さて、どうにかソーセージの様になって来ましたが、まだ長さが決まっていません。
そこで、次に、適当な長さにしていきましょう。
まず、長い長いソーセージ端を結びます。
そして全体の中央部分で数回捻って半分に折り返します。
ものすごい薄い羊腸ですが、結構強くて驚きます。
後は、自分がいいと思う長さのところで2本分のソーセージを捻り、できた輪の
中に片方の長いソーセージを通します。
こうすることで、ソーセージの節はほどけなくなります。
これを何回か繰り返し、ようやく完成です。
さあ出来上がりました!!
あとはお湯でボイルして節目をはさみで切断し、美味しく頂きましょう!!
ソーセージの作り方、いかがだったでしょうか。
ここまでにかかる時間は、約2時間、三清屋のソーセージ体験工房では
ちょうどお昼に自分たちで作ったソーセージが食べられるよう、時間を
設定しています。
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