2010年03月02日

ソーセージの作り方 その2



前回、いいところで失礼しましたが、早速その続きを始めたいと思います。


もちろん、本題はソーセージの作り方、さあ、スタッファーという奇妙な道具を使う


とどうなるのか、というと・・・


三清屋 015.jpg


このように、後ろからミンチ肉を前に押し出して、羊腸の中に詰め込んでいきます。


(身近な道具では、コーキングガンのような原理になっています)


ちなみにこの作業、結構難しいです。


基本的には、ソーセージの太さを一様にしていくことが肝心なのですが、


ミンチ肉を前に押し出せば、自動的に羊腸が伸びていく訳ではなく、羊腸を


引っ張り出しながら、詰めるミンチ肉の量を調整しなくてはなりません。


このとき、詰める量が少ないと空気が入ってしまい、多すぎると破裂


してしまいます。


それと、失敗したときのフォローが大変です。


羊腸がスタッファーの先端からとれてしまうことがあります。このとき、もう一度


スタッファーの先端に羊腸をとりつけるのですが、ものすごく薄い上にぬるぬるして


いて、針の穴に糸を通すよりも数段難しそうに思えます。


さて、どうにかソーセージの様になって来ましたが、まだ長さが決まっていません。


そこで、次に、適当な長さにしていきましょう。


三清屋 020.jpg


まず、長い長いソーセージ端を結びます。


そして全体の中央部分で数回捻って半分に折り返します。


ものすごい薄い羊腸ですが、結構強くて驚きます。


後は、自分がいいと思う長さのところで2本分のソーセージを捻り、できた輪の


中に片方の長いソーセージを通します。


こうすることで、ソーセージの節はほどけなくなります。


これを何回か繰り返し、ようやく完成です。


IMG_1981.JPG

さあ出来上がりました!!


あとはお湯でボイルして節目をはさみで切断し、美味しく頂きましょう!!


ソーセージの作り方、いかがだったでしょうか。


ここまでにかかる時間は、約2時間、三清屋のソーセージ体験工房では


ちょうどお昼に自分たちで作ったソーセージが食べられるよう、時間を


設定しています。


ソーセージ体験工房は、毎週土曜日の10時から、好評開催中です。


ぜひ、貴重な体験と、楽しいひとときを、ご家族みんなでお過ごし下さい!


(完全予約制になっていますので、まずは当日の5日前までに当社にご連絡


下さい。また、団体様でお申し込み予定の方は、曜日、時間とも、ご相談下


さい。)


お待ちしています!!

posted by 三清屋 at 16:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 過去の記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、鹿児島市からです。
ソーセージ作りの教室に参加したいと思っています。
大体の日は行けますのでぜひご連絡ください。
Posted by 山田  繁 at 2011年11月23日 18:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック